ミシン買うならシンガーかジャノメか比較してみた

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シンガー(SINGER)とジャノメ(JANOME)の家庭用(裁縫用)ミシンならどっちがいいか比較してみた結果

小さいお子さんの居る家庭では必需品とも言える「ミシン」、お子さんが保育園・
幼稚園へ進むのを前にミシン購入を検討している家庭も多いはずです。

今回は数あるミシンブランドから「シンガー」と「ジャノメ」をピックアップして、
家庭用ミシンならどちらを買うのが良いか比較してみます。

 

メーカーの信用度で選ぶならシンガー?

メーカーの信用度でミシンを選ぶのであればジャノメよりシンガーです。

シンガーは1851年にアメリカで創業、
世界で初めて実用ミシンを作った老舗中の老舗のミシンメーカーです。

ただ2004年に資産運用会社に買収され、
2006年には他のミシンメーカーと合併させられてしまいます。

2024年現在シンガーは、
SPV Worldwideというアメリカ企業のミシンブランドとなっているのです。

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ちなみに日本では「ハッピージャパン」という会社がシンガーミシンの独占販売権を
持っており、国内向けのシンガーミシンを製造・販売しています。

株式会社ハッピージャパン
株式会社ハッピージャパン 株式会社ハッピージャパンは、ミシン、刺繍機、ICハンドラー、FA装置、食品機器、集塵機、研究開発品など、製品を通してみなさまに『Happy』をお届けします。

ジャノメは1921年に日本で創業、
世界で初めて家庭用刺しゅうミシンを製造・販売したメーカーです。

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歴史はシンガーの方が古く、
ミシンの世界シェアでもSPV Worldwideはトップ3に名を連ねています。

ジャノメは国内の知名度がトップクラスなものの世界では5位前後ですから、
ミシンメーカーの信用度を比較するとややシンガーの上となるのです。

一方、純粋に日本メーカーのミシンが使いたい場合はジャノメになります。

 

シンガーもジャノメも生産は海外

アメリカメーカーのブランドであるシンガーも日本企業のジャノメも、
日本向け家庭用ミシンは日本で作っていません。

シンガーの日本を含めた東アジア向け製品のほとんどは、
台湾の工場で作られています。

ジャノメは日本にも工場があるものの、
ミシンを主に作っているのは台湾とタイにある工場です。

最近は家庭用ミシンでもコンピューターが組み込まれていますが、
コンピューターには半導体が欠かせません。

台湾には半導体のトップメーカーがあるので、
台湾でミシンが作られているわけです。

 

価格の安さで選ぶならジャノメ

初めてのミシンでいきなり高額なものは選びにくく、
少しで購入費用を抑えたいならジャノメがおすすめです。

例えば
・自動糸調子
・下糸簡単セット
・針穴糸通し
・自動糸切り
・自動ボタンホール
といった機能が搭載されたジャノメの家庭用ミシンの価格は
約14万円となっています。

上記機能が搭載されたシンガーの家庭用ミシンは約16万円です。

上記以外の部分に細かい違いがあるので単純に比較できませんが、
同程度のスペックならジャノメの方が安く買える可能性が高くなります。

 

ミシンで刺しゅうするならジャノメ

刺しゅうができるミシンが欲しいと考えているなら、
シンガーよりジャノメがおすすめです。

ジャノメには刺しゅう機能が搭載されたミシンがあり、
あらかじめプログラムされている模様が刺しゅうできます。

別途パソコン用ソフトを購入すれば、
オリジナルの模様をデザインしてミシンで刺しゅうすることも可能です。

シンガーには刺しゅう機能が搭載されたミシンはなく、
刺しゅうをするには別売りの刺しゅう機をセットする必要があります。

データをダウンロードすると模様の種類を増やすことはできますが、
オリジナルでデザインすることはできません。

刺しゅう機能はジャノメの方が充実しており、
刺しゅうができるミシンを検討しているならジャノメです。

 

ジャノメのミシンは軽量

ミシンを必要な時に出して使い終わったら仕舞う、
といった使い方をするなら軽量のジャノメがおすすめです。

先に価格を比較したモデルのミシンの重さは、
シンガーが約8.5kgなのに対してジャノメは約6.6kgとなっています。

同程度スペックなら全体的にジャノメの方が軽量となっており、
取り回しの良さはジャノメの方が上と言えます。

ミシンを常時出しておけるスペースがあるなら少々重くても構いませんが、
使うときだけ出してくるのであれば軽い方が使いやすいです。

 

サポートが充実しているのはジャノメ

ミシン購入後のサポートが充実しているのはジャノメです。

メーカー保証は基本1年で、機種によっては3年の保証期間が付いているのは
シンガーもジャノメも同じです。

有償修理の費用も大きな違いはありませんし、製造終了から8年以上経過した
機種は修理できないことがあるのも同じとなっています。

ただ修理の受付は、シンガーは販売店が窓口になっているのに対して
ジャノメは専用の受付窓口を設けています。

購入から数年経過すると、どこで購入したか覚えていない、
購入したお店が無くなってしまっているといったことも少なくありません。

購入店が分からない無くなった場合、シンガーだとどこに修理を頼めば良いか
分かりにくいですがジャノメならサポートセンターに連絡すればOKです。

またジャノメではミシンの使い方などを教えてくれる教習サービスも、
有料ですが利用できます。

 

まとめ

家庭用ミシンの選択肢としてシンガーとジャノメを比較しましたが、
今回の比較ではジャノメがやや有利となりました。

ただシンガーも決して悪いわけではなく、
簡単操作の初心者向けから高度な機能が付いた上級者向けまで揃っています。

ミシンのレンタルサービスもありますから、
実際に使ってみて自分が使いやすいミシンを探すというのもありです。

単純にコスパ重視ならジャノメで良いかもしれません。

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