ヴィトンとバレンシアガではどっちのハイブランドがいい?
仕事などで出会った人がさりげなくハイブランドアイテムを身に付けていると、
「カッコイイ」し、「自分も身につけてみたい」と思うときもあると思います。
では、これからハイブランドアイテムを身に付けるなら
「ヴィトン」と「バレンシアガ」どっちが良いでしょうか?
ヴィトンはフランス発、バレンシアガはスペイン発
ヴィトンはフランス発、バレンシアガはスペイン発のブランドです。
ヴィトン(LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン)
ヴィトンは、鞄職人であったルイ・ヴィトンが
1854年にフランスのパリで旅行用鞄専門店を開業したのが始まりです。
現在でもヴィトンと言えばスーツケースですが、
スーツケースが現在の世界的ハイブランドであるヴィトンのルーツとなっています。
ちなみにヴィトンのスーツケースは「水に浮く」とされていますが、
軽量化と生地の製法が変わったことで現在ヴィトンのスーツケースは水に浮きません。
1892年にハンドバッグの販売を開始、
さらに1930年代に入ってからビジネスを拡大して様々なファッションアイテムを取り扱うようになりました。
ヴィトンは古くからヨーロッパの王侯貴族に重用され、
日本でも板垣退助や後藤象二郎といった歴史上の人物がヴィトンのトランクを使用していました。
現在もセレブ御用達のハイブランドで、テイラー・スウィフト、ミランダ・カー、
アヴリル・ラヴィーンなどがヴィトンの愛用者として知られています。
ヴィトンは現在、ディオールやジバンシー、
フェンディなどと同じLVMHという企業が所有するブランドとなっています。
バレンシアガ(BALENCIAGA)
一方バレンシアガは、1917年にクリストバル・バレンシアガが
フランス国境に近いスペインのバスク州で婦人服専門店を開いたのが始まりです。
スペインで内戦が勃発したことで1937年にフランスのパリに店を移すと、
以降は現在までパリ本店を中心にブランド展開を行っています。
バレンシアガはモードとカジュアルを融合させた斬新かつ独創的なデザインから、
「クチュールの建築家」とも評されています。
バレンシアガの愛用者として知られているのは、
世界的歌姫であるビヨンセ、歌手で女優のリアーナなどです。
現在のバレンシアガは、
グッチやサンローランなどと同じケリングという企業の所有となっています。
バレンシアガもハイブランドではありますが、
ヴィトンは最高ランクに位置付けられるハイブランドの中のハイブランドです。
ブランド力でヴィトンに敵うハイブランドは限られているので、
ブランド力で選ぶならバレンシアガよりヴィトンです。
ヴィトンは年齢層高めの大人向けブランド
ヴィトンのメインターゲットは30~50代で、
バレンシアガのメインターゲットは20~40代となっています。
ヴィトンはブランド力が高すぎるため、
10代20代の若年層が持っていると「偽物」と勘違いされがちです。
若年層にはヴィトンは好まれないイメージで、
価格が高いこともあってメインターゲットの年齢層は少し高めとなっているのです。
バレンシアガはシンプルなデザインのアイテムが多く、
いかにも「ブランド物を身に付けています」といった感じになりくくなっています。
また若い世代に人気の有名人・インフルエンサーが身に付けていることもあって、
若年層にもバレンシアガは人気です。
10代20代ならバレンシアガの方が違和感が無く、
反対に50代以上だとヴィトンの方が違和感が無いといった感じです。
リーズナブルなのはヴィトン
アイテムの価格は、意外にもバレンシアガよりヴィトンの方がリーズナブルとなっています。
例えばショルダーバッグは、
それぞれの公式ストアで20万円台から販売されています。
バレンシアガは20万円台30万円台は種類が限られていて40万円台以上がメインですが、
ヴィトンは20万円台30万円台も種類が豊富です。
財布は、長財布がどちらも8~10万円台ぐらいの価格帯がメイン、
折り財布は6~8万円台ぐらいの価格帯がメインとなっています。
折り財布はバレンシアガとヴィトンで差はそれほどありませんが、
長財布はヴィトンの方がリーズナブルに買える種類が多いです。
もちろんアイテムによってはバレンシアガの方がリーズナブルなこともあります。
ただ、公式ストアを全体的に見ると、
販売されているアイテム数はヴィトンの方が多いです。
アイテム数が多ければ欲しい物が見つかりやすいですし、
リーズナブルに手に入れられる可能性も高くなります。
どちらも化粧品の取り扱いは無し
ヴィトンもバレンシアガも化粧品は取り扱っていません。
メイクからファッション、小物までブランドを揃えたいと考えている場合は、
ヴィトンもバレンシアガも選択肢に入りません。
メイク関連で言うと香水はどちらも取り扱っています。
ヴィトンの香水は4万円台なのに対してバレンシアガの香水は5,000~1万円台で、
香水はバレンシアガの方がリーズナブルです。
まとめ
ブランドの良し悪しは好みの問題で、
ヴィトンとバレンシアガどっちが良いかは一概には決められません。
一般的にはブランド力はバレンシアガよりヴィトンが高く、
ヴィトンのアイテムを持っている方がステータスが高いとされています。
ただ、ヴィトンは若い人が身に付けるにはブランド力が高すぎて違和感を持たれるので、
10代20代ならバレンシアガを選ぶ方が良いかもしれません。