ケユカ(KEYUCA)とニトリ(NITORI)の家具、食器棚はどっちがいい?比較してみた結果
カーテンとごみ箱を買うのに、ニトリにしようか他の家具販売店やホームセンターに
しようかと迷っている人も居るかもしれません。
今回はカーテンとごみ箱なら「ニトリ」と「ケユカ」どちらで買うのが良いのか、
価格などの面から比較してみましょう。
企業の規模や信用度で選ぶならニトリ
家具の品質や価格は別として、
家具を取り扱う企業としての規模や信用度を比較するとケユカよりニトリが上です。
ケユカを運営しているのは1974年創業の「河淳」で、
河淳は企業や自治体などで使われるオフィス家具を製造する会社です。
現在も河淳はオフィス家具を作っており、オフィス家具を家庭向けにアレンジして
販売しているのが2000年オープンのケユカ(KEYUCA)です。
元々オフィス家具を作る会社だけに、家庭用にアレンジしてはいるものの
安全性の高さがケユカの特徴の1つとなっています。
家庭で使うのに不要な部分を省くことで価格を抑えており、
高い安全性と低価格を両立させています。
河淳の売上高は2023年12月期で約530億円、
株式は2024年5月現在非上場です。
→ KEYUCA(楽天市場店)
ニトリは1967年に北海道で個人経営の家具店として創業、
1993年までは北海道内で店舗展開するだけの一ローカル家具店でした。
1994年に北海道外に進出すると、そこから10年の間に旧東証一部に
株式を上場して売上高が1000億円を超える大手家具店への成長します。
2023年3月期の売上高は9000億円超で純利益だけでも900億円以上、
東証でも一番基準の厳しいプライム市場に株式を上場しています。
河淳の信用度が低いわけではなくニトリの信用度が高すぎるので、
現状家具を取り扱う企業でニトリ以上に信用できる企業はありません。
→ ニトリ(楽天市場店)
カーテンの種類が豊富で安く買えるのはニトリ
カーテンに焦点を当てて比較すると、
種類の豊富さと価格の安さではニトリが上です。
例えば既成サイズの遮光カーテンをニトリの公式オンラインストアで検索すると、
カラーバリエーションを含めて400件近くヒットします。
ケユカの公式オンラインストアで販売されている遮光カーテンは、
カラーバリエーションを含めてもせいぜい数十種類程度です。
またニトリは遮光だけでなく遮熱や防音、消臭、防炎、花粉対策など
様々な種類のカーテンを販売しています。
価格は、幅100cm丈135cmの窓用サイズ既成遮光カーテンが
ニトリでは安いものだと1,000円台から購入できます。
同じサイズの既成遮光カーテンをケユカで購入すると、
安いものでも4,000円台です。
欲しいカーテンが見つかる可能性が高いのはニトリで、
欲しいカーテンを安く買えるのもニトリなのです。
カーテンの出張採寸はケユカ
カーテンを購入する時は採寸が必要ですが、
出張採寸にかかる費用はケユカの方がお得です。
ケユカの出張採寸費用は平日3,300円、土日4,400円で、
合計購入金額が30,000円を超えると採寸費用が無料となります。
ニトリは店舗によって出張採寸にかかる費用が違いますが、
大体7,000~8,000円ぐらいかかります。
カーテンの採寸は測る箇所が細かく決まっており、
きっちり測らないとオーダーカーテンの場合はキレイに仕上がりません。
自分できっちり採寸できるならともかく、
出張採寸をお願いしたい場合はニトリよりケユカがおすすめです。
ごみ箱の種類が多いのはニトリ、価格に大差なし
ケユカとニトリのごみ箱を比較すると、
種類が多いのはニトリですが価格に大きな差はありません。
ニトリの公式オンラインストアでごみ箱を検索すると200件以上ヒットしますが、
ケユカでは40件足らずです。
ニトリではシンプルなリビング用のごみ箱からキッチン用のペダルを踏むとフタが
開くごみ箱、センサーに手をかざすと自動でフタが開くごみ箱などがあります。
ケユカにもシンプルなリビング用ごみ箱やペダルを踏むと
フタが開くキッチン用ごみ箱はありますが、センサー式のごみ箱はありません。
価格は、ペダル式のキッチン用ごみ箱はニトリの方がやや安いものの、
リビング用はケユカでもニトリでも1,000円以下で購入可能です。
キッチン用ごみ箱はニトリがおすすめ
キッチン用ごみ箱の購入を考えているなら、ケユカよりもニトリがおすすめです。
キッチン用ごみ箱で気になるのは何といっても「ニオイ漏れ」ですが、
ニトリのフタ付きキッチン用ごみ箱はほとんどニオイ漏れがありません。
多少ニオイの強いごみを捨てたとしても、
フタを閉めていればほとんどニオイはしなくなるという評判です。
ケユカのフタ付きキッチン用ごみ箱もニオイ漏れはしないのですが、ニオイの
強いごみを捨てた場合にはフタを閉めていても少しニオイが漏れるとのことです。
使っているとフタと本体の間に少し隙間ができてしまい、
その隙間からニオイが漏れてしまいます。
料理によってはニオイの強いごみが出ますから、
キッチン用ごみ箱はニオイ漏れしないニトリがおすすめです。
まとめ
ケユカとニトリを比較しましたが、今回の比較ではニトリが有利となります。
ただケユカも悪いわけではなく、
カーテンの出張採寸をお願いするならケユカの方がお得です。
どちらかに決め打ちするのではなく、ケユカ・ニトリ両方のカーテン・ごみ箱を
比較検討して自分に合ったものを見つけてください。
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