IKEAとニトリを比較、家具頂上決戦を制するのはどっち?

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目次

IKEA(イケア)とニトリ、家具を買うならどっちがいい?比較してみた

店舗・ネット通販に関わらず、「家具を買うなら?」と聞かれると多く人が
「IKEA」か「ニトリ」のいずれかを答えるはずです。

ではIKEAとニトリではどういった違いがあるのか、
取り扱っている商品などを比較しながら詳しく見ていきましょう。

 

IKEAはスウェーデン、ニトリは北海道

IKEAは1943年に創業者が17歳で始めた雑貨店を前身として、
1951年に家具を専門的に取り扱うようになります。

前身である雑貨店はスウェーデンにありましたが、
現在IKEAの本社はオランダにあります。

1963年以降スウェーデン以外の国に出店を開始、北欧からヨーロッパ全土、北米、
日本、中国、オーストラリアに進出、現在は30を超える国と地域に店舗を構えています。

日本には1972年に初上陸したものの人気が出ずすぐに撤退、
1974年に再上陸しましたが1986年に再度撤退に追い込まれました。

2002年に日本法人を設立して再々上陸、ようやく日本にIKEAが定着して
現在は東京を中心に12店舗を展開しています。

 

ニトリは北海道札幌市で「似鳥家具卸センター」として創業、
1986年に商号を現在の「ニトリ」に変更します。

創業から20年以上北海道内のみの店舗展開でしたが、
1993年に茨城県に出店したことを皮切りに全国展開を始めたのです。

2011年島根県への出店で47都道府県すべてに店舗を持つことになり、
家具販売業者としては初めて「全国制覇」を達成しました。

中国や韓国、台湾など東アジアを中心に海外でも店舗やネット通販を展開しています。

ニトリ

 

企業規模は日本ではニトリ、世界ではIKEA

家具販売業者としての企業規模を比較すると、日本だけならニトリ、
世界的に見るとIKEAの方が大きくなっています。

ニトリの2023年3月期の総売上高は約8200億円、店舗売上は約6900億円、
海外での売上比率が3.8%なので約300億円です。

IKEAの2022年度の総売上高は日本円で約6兆6000億円、
日本法人であるイケア・ジャパンの2022年度売上高は約950億円です。

日本国内で比較すると、6000億円超のニトリに対してIKEAは950億円なので
圧倒的にニトリが上となっています。

ただ世界市場で見ると、ニトリの8200億円に対してIKEAは6兆円超ですから
IKEAが桁違いに上です。

 

取り扱い商品数はニトリ

店舗やオンラインショップで取り扱っている商品の数で比較すると、
ニトリの方が多くなっています。

ニトリの取り扱い商品数は常時約30,000点で、
IKEAの取り扱い商品数は常時9,500点です。

3倍以上ニトリの方が取り扱っている商品の数が多いですから、
欲しい物や目当ての物がIKEAより見つかりやすい可能性が高いわけです。

ただ取り扱っている商品のジャンルはIKEAの方が多くなっています。

ニトリでは家具類に加えて家電や日用雑貨なども取り扱っていますが、
食品や衣類は取り扱っていません。

IKEAは家具類、家電、日用雑貨も取り扱っていますし、
加えて食品・飲料品、衣類も取り扱っています。

 

ニトリは日本向けだがデザインが無難

ニトリは日本で創業した家具メーカーで日本市場をメインとしていることもあって、
商品の多くが日本向けとなっています。

最近は生活が洋風になったことに従って建物も洋風になっていますが、
欧米に比べると建物自体は小さいものが多いです。

欧米人は日本人に比べて体格が大柄な場合が多く、
欧米向けの家具類は少し大きくて使いにくいケースが少なくありません。

ニトリの家具類は日本向けに作られているので、
他の家具やインテリアとサイズ感が合わないといった心配が不要です。

日本人の体格に合わせて作られていますから、
大きくて使いにくいといったこともありません。

ただ反面デザイン性が犠牲になっていて、
奇抜な色・デザインの物は少なくて無難なものが多いです。

 

IKEAはデザイン性は高いがサイズが日本向けでない

IKEAはスウェーデン発祥ということもあってか、
家具類はデザイン性の高いものが多くなっています。

プロダクトデザイナーが家具類をデザインしており、
名作として名高い「ポエング」という椅子は日本人デザイナーが手がけた商品です。

カラーバリエーションも豊富で、どちらかと言うと若い世代に好まれるデザインや色の家具類が多いです。

ただ世界市場を舞台にしているだけあって欧米向けの商品が多く、
全体的に日本で使うにはサイズ感が大きくなっています。

他の家具類とのサイズ感が合わずに浮いてしまうこともありますし、
そもそも大きすぎて空きスペースに収まらないといったケースも出てきます。

使用するにしてもサイズが大きいことがありますから、IKEAの家具類は
できれば店舗でサイズ感を確認してから購入する方が良いでしょう。

 

まとめ

IKEAとニトリを比較しましたが、
それぞれに特徴があって一概にどちらが便利かは決められません。

ただIKEAは店舗が少ないので現物を確認することが簡単ではなく、
ネット通販で家具類を買い慣れていない人にはおすすめできません。

ニトリは全国に店舗があって現物を確認しやすいですから、
ネット通販での買い物に慣れていない人でも利用しやすいです。

ニトリ

 

イケア

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