モノづくりレポート:ファンと一緒にグッズを作ってみた!(後編)【北海道日本ハムファイターズ】
こんにちは。MonoLabo編集長です。
北海道日本ハムファイターズ様の物販品企画として、「ファンと一緒にグッズをつくってみた!」事例をレポート、後編です!
~前編のあらすじ~
新しい発想でグッズ企画をするためのプロジェクトが立ち上がり、初めての座談会は「写真を撮るのが観戦スタイル」なファンに集合してもらうことに!
そこで出てきたのは、グッズの使い勝手についての感想やこんなものを求めているといったリアルなご意見。
熱い思いをお持ちのファンのみなさんとグッズ案を練り上げていきます!
企画の核心にせまる、第2回と第3回座談会の様子をレポート!
■グッズ案を選定してみる!
先日いただいたご意見をふまえて、グッズ案をいくつか用意してみました。
ここから「選手写真がドーンと入ったグッズ」「人気グッズ」「カメラ周りグッズ」などについて話し合います。
ふむふむ。細かなご要望がありがたいです。さらにこんなコメントも。
「スマホケースがほしい。手帳型で中身やポケット部分に選手がデザインされているなど持ちやすいもの」
「他球団の選手私服グッズが気になる!」
「前にあったスーツ姿のシリーズよかった。普段見れないショットなので」
「パーカーなどアパレルは線画やシルエットなどパッと見わからないけど近づいたらわかるのがいい。普段にも、球場にも着れる」
「ユニフォームのワッペンやフェイスタオルのDIYは自分でアレンジするのが楽しい」
「他球団で3Wayバッグがよかった。トートバッグ・座席のクッション・選手の背番号デザインで応援幕にもなるもの」
「クッションシートは鎌スタにもいい」
「コロナ対応で空けている座席用のシートカバーをB☆Bや各選手で(新球場対応)」
「旗をつくってもコロナで振れないので残念…」
「コロナ禍で音を録音して流せるものがいいのでは?」
なんと、他球団情報や新球場への配慮、コロナ禍応援アイディアまで!みなさま視野が広い…!
グッズ選定のためのご意見をお伺いできたところで、この流れから撮影会へ。
この日は札幌ドーム開幕戦ということで、シーズンの始まりをお祝いしながら、「アクスタにしたい写真!」「グッズにしたい写真!」をテーマに撮影をしてもらいました。
昨年は「プロ野球開幕」がコロナ禍で延期となり、待ち遠しくされていた方も多かったと思います。今年は予定通りに開幕できてうれしいですね。
■デザイン検討と写真を選定してみる!
そして迎えた最終回。企画の大詰めです。
会場を盛り上げようと駆けつけてくれたのはこの方!
フレップ登場~!
サプライズで会場を楽しませてくれました♪
前回選定したグッズ案について、絞り込んだ案のブラッシュアップをしていきます。
そしてデザインの検討へ。
かっこいい選手写真を「球場で掲げたい」、シルエットやイラスト調(線画)などのシンプルなものが「普段使いしやすい」という点などが話し合われました。
グッズによって写真の使い方やテイストは分けることがポイントとなりそうです。
ここから、写真選定にうつっていきます!前回の撮影会にて撮影してもらったもの(+この期間までの撮影写真を含む)から選定していきます。
選定のポイントはこちら。
会議室に掲出したたくさんの写真をながめながら(壮観!)、選んだものに付箋を貼る作業。
参加メンバーごとに色分けしたイエロー、ブルー、ピンク、グリーン、オレンジの付箋が貼られていき、いよいよグッズにする写真が見えてきました!
ここでもみなさまの会話からいろいろなヒントが…
「道新スポーツのカメラマンのInstagramの写真がよく、みんなチェックしてます」
「グッズ化で何回も見た気がするショットがあるのが否めない」
「グッズだけじゃなくて待ち受けやウィジットになるのもうれしいかも」
「カレンダー写真が選べるなどもできたら楽しそう」
などなど。
そして「写真選ぶの難しいな」のお声も!そうなんです、まさに私たちもよく悩んでしまうポイント!
写真選定はいったん悩んでしまうともう沼です…!
いよいよ写真選定を終え、会場は思い悩んだぶんの達成感に包まれました。
さいごに、参加者のみなさんよりこの座談会を終えての感想コメントをいただきました。
素敵な感想をありがとうございます…!
みなさんにとっても、この場を楽しんでいただきながら、ファンとしての意見を発信する新しい機会となれてよかったです!
普段の応援で想いを届けていただいていることはもちろんですが、こういった形での関わり方の良さを改めて感じる座談会となりました。
■ファンの声を聞くこと!
こうして、ファンのみなさんに直接お話を聞くことで、こだわりや思いがつまった商品ができあがりました!
商品の企画検討において、球団さんの抱える悩みである「どんなものを求められているか」ということを考えると、やはり実際に使用するファンのみなさんに企画に加わっていただくことで、とても参考になる意見をたくさん発見できることがわかりました。
買った商品を使ったアレンジや、みなさんが長く使っている商品など、企画者が気づかなかった視点も実は多いのです。
さて、この座談会をスタートさせたのちに、この企画全体をFanVoiceLab(ファンボイスラボ)とすることが決定!
みなさまの声を聞いて一緒に開発をしていこうという想いが込められた名称になっています。
先日、FanVoiceLabのHPもオープンしました!
企画したグッズの発売情報はこちらから!(本日6/30より販売開始)
また、発売情報と合わせ、今後の活動についてもこちらで発信していきますので、ぜひぜひチェックしてみてください!
(完)
※本記事は、株式会社 ファイターズ スポーツ&エンターテイメント様の受託業務のもと、参加者様にも取材許可を得て執筆しております。
Writing by Hieda
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