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#5_”おしゃれは正義!”美しいモノ集めは心を豊かにする!ショップカード収集からみるステキなお店の方程式

雰囲気のいいお店のレジ前や店先に置いてある手のひらサイズのお洒落なカード。最近ではフリマやクラフトフェアなど個人出店のイベントでも、店先には凝った技法が施されたショップカードが決まっておいてある。デザインも様々。素敵だから持ち帰りたい、眺めていたい、かつ、お店情報もあるからお店の記録にもなる。

そんなショップカードを「収集」している社内の浅川君に収集の魅力について聞いてみました。

 

おしゃれを収集!その原点とこだわりポイント

―ショップカードを集め始めたきっかけを教えてください。

そもそもおしゃれなモノに引き寄せられるんですよね。“おしゃれは正義”だと思ってます私。デザイン性の高いモノが好きですし、どうせ食事をするなら、空間も見た目も楽しめて、美味しいモノ食べたい!って思うんですよね。そんな感じで生活をしていると、おしゃれなお店に出会い、おしゃれなお店には決まって素敵なショップカードが置いてあります。行った先を記録しておけますし、そんないろんな要素が相まってショップカードを集めていますね。

 

-そもそも、モノが大好きですよね?

そうですね、そもそもモノの収集癖があります。男の子はカード集め大好きですから

 

―ちなみにこれまでに集めていたカードは?

ビックリマン、戦うバトル系のカード。マジック:ザ・ギャザリング・・・・大学の専攻が歴史学だったので、ご朱印も集めてたりします。

-収集癖は昔からですね。一番はじめに出会ったショップカードはなんですか

家の近くのケーキ屋さんです。通りかかるたびに気になっていて。入ってみたら好みのお店でした。置いてあったショップカードを記録用にもらった。それがきっかけですね。いろんなお店に行くたびにショップカードをもらって集めるようになりました。

 

ー集めたモノを眺めてみてどうですか。

単純にいいな~。と。(無言で眺めている)なんでしょうか、自分で集めたから手ごたえがあるし、ショップカードって期待以上のモノがでてくるんですよ

ちなみに、好きなデザインたちを抜粋してみるとこんなかんじ。

こうやって眺めてみると、シンプル英語系が好きなんだ、俺、って気づきもある。

カタチが変わっているのもインパクトがありますよね。

こうした変形はクラフト感があって貰った感がある。ショップカードコレクションをしていて一番グッとくるポイントもカタチですね。

箔押しも存在感があっていい。これは縁の部分まで箔が貼ってあるんです!

背景のデザインや、文字のフォントにハッとさせられることも。最近の傾向で多いのは写真全面に使うパターン。好みは分かれるところですが、増えていますね。

 

小さなカードに込められた、センスと可能性

―自分で行った場所でなくとも、浅川さん、人からもらうのも好きじゃないですか。

本当は自分で行って、自分で集めたいんですけどね。でも、人からもらうと、いろんな人のセンスがゲットできるのが楽しいですね。

コレクションって人とやると楽しいし盛り上がりますね!集めたコレクションはどうしているのですか。

記録用としてInstagramに#ショップカード#お店名を入れてUPしています。Instagramで、他にもショップカード集めをしている方を見つけたんですよ。その存在も刺激になります。いつか会ってみたい方のひとりです!

 

 

―カードは何枚くらい集まりましたか。

数えてはないですけど、収集の基本である“2枚ずつ”というルールがあるから増えてきますよね。規格サイズがあるから、コレクションしやすいんですよ。ほんとカードっていい。最高。

あらためてこうやって眺めていると、見逃してたショップカードもたくさんありますね。有効に活用できてないなと反省すらします。活用としては、ケースにいれて並べて入れて飾りたいんです。この前は、インテリアショップに無地のキャンバスがあって買おうかと思いましたが躊躇しました。家の中のデコレーションで使いたいけどアイデアがなくって。募集してます!

―カードコレクションから拝見すると、おしゃれなお店ばかり行ってますね。

おしゃれは心を豊かにする。ですよ。空間的な素敵さは日本がレベル高めだと思います。ヨーロッパやアメリカも楽しい。

―そうですね。ショップカードから人柄というかお店柄・お国柄も出ますよね。

豊かな国ほどショップカードの技法に力入れてますね。そこも含めていいよね。カタチだけのサイズ違いなんかもいい。でもサイズが多様になりすぎると、カードサイズにおさまってほしい気持ちもある。ショップカードを見ながら、この店は、こういう素材できたか!とか。(笑) そういった国ごとの特性や業種で共通点を見つけたり、何かしらの統一性を見出すのが楽しいんですよね。

―普段ノベルティを作っている制作者目線でいうと、お金をかけてるカードってわかりますよね。オリジナルの形状で、金型代かかっているな、とか通常とは違うインクや表現をしているとプラスαで加工が加わっているな、とか。

お金と見栄えは相関してます!そもそもショップカードって無くてもいいモノだけど、無い場合、おしゃカフェのくせに、カードつくっていないのか、って残念に思います。そこはマストでしょ、ショップカード含めて、お店です!(断言)世界観を感じられて持ち帰ることができるカードを含めておしゃれなカフェなのです。

―今後オンライン化が進んでいくわけですが、店舗がなくてもショップカードは集めていくわけですね。

ブランディングとしてカードがあるので、店舗がなくてもショップカードは存在し続けますよね。渡す場所は、ネットショップの段ボールの中であったり、イベント出店のときだったり変わってくるかもしれませんが。逆に限定ショップカード等で付加価値が付けられたら手に入れたくなるな、と思います。

―確かに。店舗がなくても、だからこそ機能するってこともありますよね!

チームメンバーがパリにいったときに集めてきたくれたショップカードに、パリで見つけた香水を付けてくれたんです。

ーカードにフレグランスを仕込んでくるイイ女なわけですね!

名刺がいい匂いしたら、いいよね。女子は真似したらいいですよ。笑

-「香り」以外にも、ショップカードに仕込める実用アイデア、いいですね!

たとえば
・ブックマーカ―
・モノが計れるスケール入り
・スリットを入れてスマホスタンドに
・シードペーパーで作って芽が出るショップカード ってのもありますかね。

最近は趣味のノートも人気ですから、ノートに貼ってコレクションもいいかもしれませんね。

 

 

最後に我らMonoLaboの名刺をご紹介。
未来が見えるために穴も開いているスケールもついてますよ。

 

ーインタビューを終えてー

おしゃれは正義。という言葉が印象に残りました。店舗というメディアの小さなグラフィック作品であるショップカード。素材や加工の組み合わせが無限大で、そのクオリティや創造性の魅力から収集する人の心を喜ばせている。ショップカードに込められること=情報+質感+体験+香り+実用機能。まだまだ伸びしろと可能性を残しています。なくても良いモノだけど、そのこだわりは受け取る側に伝わっていて、こういう生活の余白での楽しみをもつって人生を豊かにするんだ!と感銘を受けました。

お気に入りを並べて眺めてみる、そんな時間づくりを始めてみませんか。

 

 

Writing by Terunuma

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