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第0回 ノベルティグッズを科学する!

2018年10月、WORLD MARKETING SUMMIT。
アメリカのご自宅からスカイプ経由で登壇されたフィリップ・コトラー氏。
「欧米ではWEBへの過度な期待、過度な投資が見直され、マーケティング費用の再検討がおこなわれ始めている。」

某ダイレクトメール会社。
「最近の若年層はデジタル疲れが顕著。一方で紙の手紙が自分に届く経験がほとんどないため、昔ながらの紙のDMが届くとすごく喜ぶ。」

「情報爆発」というコトバの通り、WEBを中心に身の周りの情報量が爆発的に増え続ける中、揺り返しにも近い、新しい風が吹き始めていると感じています。

ひとことで言うと「手で触れられるモノ」の復権。
広告やプロモーションの領域で言うならば、紙のDMやノベルティグッズの価値の高まり。
TVやスマホ画面からたくさんの情報が目に飛び込んでくる中、逆に触れるもの、カタチがあるものの、価値や役割が増している感覚。

ただし・・・
残念ながら「手で触れられるモノ」、特にノベルティグッズは昔も今も効果が見えにくいものとして、広告やプロモーションの中で、主役になり切れない状況が続いています。

「ブランドロゴが入ったエコバックを、少し誇らしく持ち歩く、あのキモチ」
「オマケでもらったシャンプー用ブラシの使い心地が良く、こう使えばよかったのかと感じる、あの納得感」
「家にいると必ず目に入るカレンダー・・・の隅っこの企業ロゴ」

新しい風が吹きつつある今だからこそ、これまで感覚で語られてきたノベルティグッズの価値や役割を見えるようにしたい。
他のプロモーション手法と同じように数字で、あるいは一般の方のナマの声で、ノベルティグッズの効果を見える化したい。

そのような想いからMonoLaboではユーザー調査や分析を通じて、モノを科学していきたいと思っています。

今後「ノベルティグッズのGRP換算」「500人の生声からグッズインサイトを探る」といったカタメのテーマでノベルティグッズを科学していきますが、今回は第0回として、少しだけ一般調査の結果をご紹介します。

少し乱暴ですが、調査テーマはコチラ

638人に聞きました!
TVCM中心の商品とノベルティグッズ中心の商品、
購入したくなるのはどちら?」

さあ、どっちの回答が多いと思いますか?

 

●回答結果はコチラ↓

 

結果は「ノベルティグッズ中心の商品を購入したい」が半数以上の54.1%。
少し意外な結果だったのですが、生の声を聞いてみると「なるほど」と思いました。

集まった生の声としては、まず以下のような「TVが×なのでノベルティが○」というもの。

・どちらかと言われればノベルティグッズ。地上波のTVを見ないのでCMを知らない。(女性46歳 会社員)
・CM流すお金があるなら、消費者に還元してほしいと思う。(女性35歳会社員)
・テレビCMは広告宣伝費ばらまいてるなーって感じ。ノベルティ配ってると個人に寄り添ってるなーって感じ。(女性43歳パート)

景気の影響もあってかTVCMの見られ方、結構厳しいですね。
そして、ノベルティグッズ自体の良さについては以下のような声が。

・意外性が楽しい(男性46歳 会社員)
・レア感があって、ノベルティは嬉しいですね(女性34歳パート)
・ノベルティグッズのほうが自分の役に立つので(男性29歳自由業)
・ノベルティグッズ→後からゆっくり楽しめる(女性51歳主婦)

ちょっとおもしろいと思いませんか?
具体的な画像を提示したわけではなく、また「TVorグッズ?」という乱暴な調査ではありますが、「TVCM=バラマキと見えている」「DM同様に情報が氾濫しているからこそノベルティの意外性、レア感がウケていそう」「瞬間で流れていく情報より、手元に置きあとからゆっくり楽しめるのがグッズの価値かも」等々、ノベルティグッズを取り巻く環境が見え隠れしていると思います。

こういったノベルティグッズの受け取られ方や役割、可能性、気になりますよね。
これらテーマを今後さらに深堀していきますので、ぜひお楽しみに。

以上「ノベルティグッズを科学する!」MonoLabo第0回でした。

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