MonoLabo

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第4回 今だからこそ、エコモノ!

 2015年9月に国連サミットで、「持続可能な開発目標」、通称SDGsが採択されました。SDGsの詳細は外務省のページをご参照頂ければと思いますが、SDGsが採択されたことでスターバックスやマクドナルド、ウォルト・ディズニーはプラスチック製ストローを廃止する方向で動いていて、エコ活動が世界的な潮流となっています。また国内に目を向けると、ネスレ日本がキットカットの外装を紙パッケージにしており、国内でもエコ活動に対する意識が高まってきています。

 そしてこの「エコ活動」ですが、モノととても相性が良く、手軽にできる「エコ活動」としてエコバッグマイボトルなどは、エコ活動の定番となっています。なので、今回のモノラボはお堅いテーマですが、日本人のエコ活動についてアンケート調査を行いました!
調査概要は、全国15~69歳の男女2,361名を対象にWEBアンケート調査を実施しました。

1. エコへの関心は?

 SDGsサスティナブル社会などいろいろなエコワードが生まれており、世界的にはエコが盛り上がっている感じはするのですが、我々の住んでいる日本において、日本人はエコに興味があるのか?というところから調査をしました。
その結果、エコへの関心のある人は62%となっており、半数以上の人がエコに関心はあるようです。なので、日本でもエコは大きな関心ごとになっているようです。

図1.エコへの関心度

2. どんなエコ活動してる?

 ただ、興味関心はあっても、「その熱量ってどうなの?」と思っている方も多いかと思います。かくいう私もエコには興味はあるけど何もやっていないなんちゃってエコ関心層なので。私のようななんちゃってエコ関心層がどれくらいいるのか気になったので(仲間がたくさんいるはず!)、皆さんがちゃんとエコ活動をしているのかどうかを調べてみました!
結果を見て驚いたのですが、何かしらエコ活動している人なんと9割近く!ほとんど人がエコ活動をしている結果に(図2)。なので、皆さんエコに関心があって、かつエコ活動もちゃんとしているようです。私も見習います。。。

図2.エコ活動の有無

 では、皆さん具体的にどのようなエコ活動をしているのかを調べてみると、全体では「エコバッグを持ち歩く」というエコ活動がもっとも高く、エコバッグが浸透してきていることが分かりますね(図3)。特に女性の7割以上の人がエコバッグを持ち歩いており、ノベルティグッズの定番であるエコバッグを持ってくれているのはうれしく感じます。その他、女性は「洗剤やシャンプーなどは詰め替え用を購入している」「使っていない部屋の電気はこまめに消す」などの項目で6割以上を超えており、節約のためのエコ活動生活にしっかりと定着していることがわかります(図3)。

 ほとんどの項目で女性の方が高めなのですが、唯一男性の方が高い項目として、なぜか「マイ箸」という結果になりました。この要因を探るために、性別年代別で分析をしてみると男性の10代と30代で特に高いことが判明。これはもしかすると、お母さんや奥さんがお弁当を作って、息子や旦那さん持たせているのかもしれないですね。ちなみに男性40代になると、男性30代の6割くらいまで減少するので、若干切なく感じます。。。

図3.普段行っているエコ活動

3. 出来てないエコ活動は?

 皆さん、ちゃんとエコ活動をしていて、特に節約のためのエコ活動が習慣になっているようです。一方で、やりたいけど出来ていないエコ活動は何なのかを調査してみました!
調査の結果、全体でもっとも高いのは、「マイ箸」でした。マイ箸は出来そうで出来ないエコ活動みたいですね。今回はなぜ「マイ箸」のエコ活動ができないのかまでは取っていないので、分からないですが、そのハードルを解決できるお箸ができれば、エコバッグのように普及するかもしれないですね。
女性でもっとも高いのは、「シリコンラップなど使い捨てないものへの切り替え」でした。これは使い捨てないものにした方がエコになるし、節約にもなるとは分かりつつも、ついつい利便性の高い使い捨てのモノを使ってしまうのでしょうね。これからのエコグッズ使い捨てではないけど、使い捨て商品に近いくらいの利便性が求められるかもしれませんね。
一方で男性のやりたいけど出来ていないエコ活動は「エコバッグ」でした。女性には普及しているエコバッグですが、まだまだ男性にはハードルがあるようですね。ただ、男性もエコバッグを持ちたいとは思っているので、男性が持っていても変じゃないエコバッグがあれば、男性にも普及するかもしれないですね。

図4.やりたいけど出来ていないエコ活動

4. エコ活動についてどう思う?

 皆さんエコへの興味関心もあり、実際にエコ活動もしているのですが、エコ活動に対してどう思っているのかを聞いてみました!
その結果、おまけや購入特典としてエコグッズをつけるだけで、その商品を購入したいという人が3割増しなる結果となりました(図5)。特に女性はエコ意識が高く、エコグッズがついていれば買ってくれる人が男性よりも多いので、女性が購入する商品とエコは相性が良いかもしれないですね。一方で、男性はエコに関して、「エコ活動をしても変わらない」と思っている人が女性よりも高く、エコ活動に否定的な目を向けているようです。私も含め、男性ももっと女性を見習ってエコ活動を頑張らないといけないですね。

図5.エコ活動に関する考え方

 また、エコ活動している企業の好感度がどれくらいかを調査すると、図6の8項目のうち、「安全面を良くすることに努力している企業」に次ぐ高さで、「価格」や「顧客満足度」に注力している企業よりも、高いという結果になりました。企業ブランドを高めるためには、エコ活動は欠かせない要因になっているということかもしれません。

図6.好感が持てる企業の姿勢

5. まとめ

 今回は、世界的なトレンドとなっているエコを題材に、日本人のエコ活動について調査を行いました。その結果、日本人のエコ意識は高く、特に女性のエコ意識は高いということが分かりました。そして節約になるエコは習慣になってきている一方で、エコ活動と利便性を天秤にかけたときに、エコだけど利便性が低いモノよりも利便性の高いモノが選ばれる傾向にあることが明らかになりました。エコグッズがついていたら、ついつい買ってしまう人は3割程度で実売アップに貢献でき、さらに企業のエコ活動が企業ブランドの向上につながるということが改めてわかりました。

ノベルティに期待されることのひとつである、「買わないけどもらったらうれしい」モノとして、「エコ活動ができる」ということは、ポイントになりそうですね。

実際に、販促施策においても「エコ」をテーマとしたご依頼が多くあり、
対象となる商品のポイントとしてエコを訴求したい
CSR活動としてエコの取り組みを訴求したい
関心が高まっているのでエコをテーマにしたい
といったように、コミュニケーションのキーワードとなっています。

「エコをモノで解決する」方法としては、エコ用途なモノ・エコ素材のモノという手段があります。エコ活動を助けるリユースアイテムとして、新しいマイ○○が登場するかもしれませんし、そして素材類もテクノロジーの進化で、開発がどんどん進んでいる分野でもあります。
ノベルティや資材というモノで、しっかりとエコ活動をしていることが伝わり企業ブランド向上&実売アップにつながるエコモノを作っていきたいと思っております。

以上、MonoLabo第4回でした。

 

Writing by Sakuma

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