#1_タオルという商品価値を変えたブランド『今治タオル』
■『今治タオル』って、ご存知ですか?
せっかくお渡しするのだから、受け取られる方に、モノの「価値が伝わること」ってとても大事です。
『今治タオル』と聞けば、今や知らない人はいないほどのブランドとして育ち、「高級感のある」「ふわふわ」といった、リッチな使い心地がすぐに思い浮かびます。
そもそも、タオルというアイテムは、「使わない日はない」はずの生活必需品であり、「使わない人はいない」ので全人類を対象とします。
加えて、「何個あってもOK」とくるので、とっても優秀なモノ、です。
が、プロモーションツールとしては「粗品」的な低価格の挨拶品のイメージも強く、安定感はありつつも汎用すぎるゆえに、正直に言うとプラスのイメージ付けのあるものではありませんでした。
しかし、『今治タオル』をもらうと、「良いものをもらった」と感じる!
このブランド力の秘密、気になりますよね?
■『今治タオル』のブランディング
この「良いもの」の認識の背景には、ブランディングによる「安全・安心・高品質」という商品の本質的価値と「ブランドロゴ」という価値の可視化があります。
このブランディングのプロジェクトが始まったのは、2006年。木綿の生産をルーツに、古くから歴史を持つタオル産地の今治が、中小企業庁の「JAPANブランド育成支援事業」に認定されて補助金を得てスタートしました。
▼今治タオルブランドについての詳細はこちら
「今治タオルブランド」認定商品の品質基準について
http://itia.or.jp/brand/quality.html
「今治タオルブランド」の認定事業と商標の詳細について
http://itia.or.jp/brand/entry.html
(参考:今治タオル工業組合HPより )
ご紹介したい要素はたくさんあるのですが、ここでは特徴的なトピックを!
「5秒ルール」
“タオル片を水に浮かべたとき、5秒以内に沈み始めるかどうか。”
品質基準として設けられた吸水性の検査のひとつです。 わかりやすく、確かな品質が保証されています。
「佐藤可士和氏によるロゴデザイン」
ロゴデザインだけでなく、ブランディング・プロデューサーとして参加されています。
“今治の豊かな自然と産業復興への思いを象徴するロゴマーク”は、赤・青・白という配色の、印象的で洗練されたデザインです。
「タオルソムリエ」の育成
タオルをただ単に、値段の高い安い、ボリュームの有無、硬い柔らかいによって区別するのではなく、
お客様の言葉や形にならないニーズ、用途・目的・TPOに見合ったタオルを、数多くのタオルの中から選び、お客様が「手に入れたい・手にしたい」タオルを選び勧めてくれるアドバイザーを育成する資格試験を実施しています。
こうして『今治タオル』は確かな商品力を持ち、流通され、広まり、そして使用され、みなさんの実感にあるような「良いタオル」として認知=ブランド化されていったのです。
日本一のタオルの産地になった今もなおタオル業界全体の成長の為に、国内だけでなく海外へも活動範囲を拡げ、業界活性化に取り組んでいます。
■プロモーションツールとしての価値
『今治タオル』はブランディングの成功によって、タオルという商品そのものの価値を変えました。
お渡しするモノは、相手に喜んでもらえる「良いもの」を選びたい、というときに。
一般的なタオルも「嫌われない」けれど、『今治タオル』なら伝わるブランド力がある! ということで、成約記念品や周年記念品、インセンティブなどに適した、感謝の気持ちを込めるのにピッタリなモノとして進化したのです。
オリジナルタグを付けたり、企業名を刺繍したりして、企業名やサービス名を表現するだけでなく、サイズやスペックでご予算に合わせた製作が出来るのも嬉しいポイントです。
HonMonoのこだわりを持った「今治タオル」とのWネームいかがでしょうか。
今回は、タオルという商品価値を変えたブランド『今治タオル』のご紹介でした!
▼『今治タオル』基本情報
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【生産地】
愛媛県今治市
【商品特徴】
・吸水性、肌ざわりのよさ、といった高品質
・ブランドとしての高い知名度
【コミュニケーションのキーワード】
・「高品質」や「ワンランク上の上質」などを伝える
・MADE IN JAPAN 、和、日本生まれの訴求
・エコ(生産方法や素材などで特徴をもつ商品にて)
【採用事例】
成約記念、周年記念品、インセンティブ、などのギフト
海外向け記念品
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Writing by Hieda
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