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【モフモフ】ゆる~いぬいぐるみの可愛さを全身で感じたい:製作編

こんにちは!ライターのUZです。

今回のテーマ「ぬいぐるみ」は前後編でお届けしております。
前回の記事はご覧いただけましたでしょうか?

【モフモフ】ゆる~いぬいぐるみの可愛さを全身で感じたい:考察編

【あらすじ】
私の心を掴んで離さないモフモフのぬいぐるみ。私だってモフりたい!
気づけば手芸店へと足を運び、ボア生地を買い込んでいた……。
いったい私、どうなっちゃうの~~~~~~~~~~

前回の考察を踏まえた今回は「製作編」!
設定した仮定に基づき、新たな需要を生み出す事はできるのか!
では、さっそく制作に取り掛かりましょう。

頭に浮かんでいるイメージだけを頼りにそろえた材料たち

まずは、そろった材料をもとに作りたいイメージを起こして型紙を作ります。
今回はリアルなサイズ感を重視したかったため、「等身大サイズ」でかたどりました。

材料が先、設計が後のタイプの人間です。皆さんはどうですか?

さて、今回私が作りたいゆるぬいぐるみですが、個人的に身近なものをイメージして作ることにしました。
このご時世、おうち時間で楽しむ人も増えた「アレ」。何をつくっているか皆さんも想像してみてくださいね。

製作はまだまだ序盤。

切り出した布を手縫いで合わせます。

製作開始からここまで約2時間、黙々と作業が進んでいます。もふもふと対峙する時間はプライスレス。
おうち時間にハンドメイドがはかどった方もいらっしゃるのでしょうか。

この作業、「赤ずきんちゃん」にでてくる猟師の気分だ……。

最後は顔を生成して……

目は下の方に近づけて配置するとカワイイという裏技(?)があります。

そして完成したのが……こちら!

ジェネリックバーバパパ???????

失礼いたしました。おうち時間の中で楽しむ機会が増えた、私にとって身近なもの

アルコール缶と一升瓶
ゆるぬいぐるみです。

 

命が生まれた……(ゴクリ)


 

ここで、前回の記事を思い出しながら
アルコール缶のゆるぬいぐるみを詳しく見てみましょう。

ありそうでない目の付け所が思わぬ反響を呼ぶ!

→自分の生活にとって身近な存在でありながら今までこんな毛深い酒は見たことがありません。

『表情』『ディテール』などの情報の引き算が可愛さを引き出す!
→「リアルプリント」との対比として極限まで情報量を減らしました。

等身大のつもりが、二回りも大きくなってしまったのはご愛嬌。

上下のくびれはそれぞれ型紙が違います。

【上下の高さが違うくびれ】と【メッキがついてないシルバー部分】にこだわりました。

そんな真っ直ぐ見つめられると……(照)。

表情に関しては目のみ。感情が見えない分、持ち手の想像力を掻き立てる便利なアイコンになるようにしました。

 ◎作り手の個性のスパイスが生む「これが欲しい!」の「共感と愛着」
→昨今の情勢、人と対面でお酒を楽しむ機会が減り、それに伴う「温かみ」をぬいぐるみでカバーできないかと考えました。
「お酒そのもの」が心を温かく満たしてくれたら……。
この子達ならきっと私の心に寄り添ってくれるはず……。

おうち時間でのお酒の相手をお酒にしてほしいという欲の図解

……最後のポイントは個人的な気持ちが大きいものの、
以上の条件を満たした「ゆるぬいぐるみ」です。

 

用途を超えて生活に溶け込むぬいぐるみたち


 

お酒タイムを彩ってくれるかも、とのことで作り上げた「酒ぬいぐるみたち」ですが……。私の想像を超える範囲以上に生活に溶け込み、面白い風景を生んでくれます。

在宅作業中も邪魔をしてきたり

コラコラ~キーボードが打てないだろう~(幸せ)

ここが特等席だといわんばかりに膝に乗っかってくる一升瓶

おいおい、飲むのは終わってからだぞ~(嬉)

寝る前には布団を温めてくれます。

布団に入っているという見せたい情報を忘れて
カメラを寄せてしまうほどのかわいらしさ

手作りというボーナスによってプラスされた愛情はとどまることを知りません。

 

この可愛さ、共有したい。


 

私の生活をこんなに彩ってくれるカワイイ我が子、自慢したくない訳ないじゃない……!
(まさに、SNSのワンちゃんアカウントがいる人の気持ちを追体験しています)

私はリモート飲みの機会がある度に画面越しにぬいぐるみたちを登場させ、感想を仰ぎました。

リモート飲みの画面では、本物のお酒のグラスを押しのけてしまうくらいの勢い。

私「これ、可愛くない???」

…………

 

……複数の機会で見せびらかしましたが、6名中5名の回答が「怖い」という結果に。

個性が強いキャラクターなだけに「共感」を生むのには時間がかかりそうですね。
まあ、

人間の数だけ可愛いの感性は存在するので……。

 

 

まとめ


 

いかがでしたか?

今回は筆者にとって身近なモノを「ぬいぐるみ化」してみました。
前編で考察した仮説に対し、ぬいぐるみを作ったことで感じた「リアルプリント」との違いは

◎毛並みと表情を持ったことによるキャラクター性が生活になじんでいく様はオンリーワンの思い出を生む!
◎個性を生むことによる「印象の変化」には要注意(個性に対する感想はそれぞれ違う)!

※逆に、リアルプリントでは生活の中に商品が本来とは別軸で存在する違和感が面白みを感じるのかも。

今後、ぬいぐるみが与えてくれる「生活・感情」におけるストーリーの訴求が、商品の販促の役に立つ日も来るかもしれませんね。

今回生まれたお酒のゆるぬいぐるみたちは、私の心の友として、これからの生活も一緒に歩んでくれることでしょう。

 

では、最後はゆるぬいぐるみ達が誕生した瞬間の友人とのLINEでお別れです。

「いいと思う」の友人 ※この後本当にギフトが来ました

また次の妄想でお会いしましょう。

writing by UZ

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