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可能性は無限大!?ネットで話題のパッケージの世界

こんにちは。BuzzMono研究員の今泉です。

先日まで開催されていた東京モーターショー2019に行ってきました。会場では各企業のグッズもたくさん売られていてMonoLabo研究員としてしっかりチェックしてきたわけですが、その中で思わず買ってしまったのがこちら。

フェアレディZという日産のスポーツカー50周年を記念したオリジナルチョコレートセット。形も味も違う色々な種類のチョコレートが詰め合わせになっており、彦摩呂でなくとも「チョコレートの宝石箱や~」と言ってしまう逸品です。

そんなチョコレートにちなんで今回は食べ物を取り上げたいのですが、BuzzMonoとして注目したいのはそのパッケージです。個人的な実感としてパッケージにちょっとしたギミックのついた商品がここ最近増えているような気がします。パッケージにまだまだこんな工夫が出来たのね!やればできる子…!という商品がたくさんあるのでチェックしていきましょう。

 

■空箱職人が凄すぎる

いきなりメーカーの工夫という趣旨からちょっと外れてしまいますが、パッケージのBuzzMonoといったらこの人を紹介しないわけにはいきません。

空箱職人はるきる さんです。その名の通り市販されているお菓子の空箱を使って工作をしているまさに「職人」で、その器用さとセンスには脱帽です。

ツイッターに作品をアップし始めたのは2018年の9月の終わり頃。そこから1年も経たずにブレイクし、最近は池袋パルコで展覧会を開くなどSNSを飛び出して人気に火が付いています。こんなすごい人材を企業が放っておくことはなく、日清食品やグリコが既に企業コラボを実施しています。

神戸ショコラとのコラボはAmazon内の特設サイトで詳しく見ることができます。

ただ何かのカタチを作るだけでなく、元となる空箱のデザインや文字をちゃんと活かして作品をつくるところが本物です。自分の手を眺めながら「同じ手なのにどうしてここまで器用さが違うの?」と本気で思いますね。どうしてですか?頭の良い人教えてください。

 

ちなみにこの神戸ショコラの大袋入りタイプはパッケージにギミックのついた限定タイプも販売されていて、パッケージを裏返すとバスケットとして活用することが可能です。こういう大袋の商品の内側、まだ使える余地あったか~

 

■パッケージを二次利用

神戸ショコラの大袋のようにパッケージが二次利用できるアイデアで最近話題になったのがネスレのキットカット。

脱プラの取り組みとして紙パッケージへの切り替えを行ったキットカットですが、「パッケージで鶴が折れる」という遊び心をプラスしたことで紙に変わったことが簡単に伝わるようになっています。そして実際に鶴を折ってSNSにアップしている人も多く見られ、ちょっとした紙があるとなんとなく鶴を折ってしまう日本人の心を上手にくすぐるアイデアでもあります。

キットカットショコラトリー銀座本店では紙パッケージで作った折り鶴にメッセージを書いて、オーナメントとしてツリーや天井に飾ることができるイベントも12月25日まで行われています。

 

パッケージで何かを作るパターンが極まったのが森永乳業のピノ。なんと2箱買うとガチャガチャが作れる限定パッケージを11月4日から発売しています。

これはやってみたい…!寒くなってくるこの時期に2箱買わなきゃいけないというのはなかなかのハードルな気もしますが、そのハードルを乗り越えて思わず買ってしまいそうです。

ちなみにこの企画、大人も楽しめる付録で毎回世間を賑わせている雑誌『幼稚園』との連動企画。幼稚園12月号の付録としてパッケージ工作版よりもクオリティの高いピノガチャが付いています。

幼稚園の付録コラボがコラボ元の商品も巻き込んでいて、幼稚園コラボもここまで来たかという感じがします。

 

■パッケージで遊べる

何かを作るという活用方法以外にも、パッケージで遊べる仕掛けが用意されていることもあります。

森永製菓のチョコボールはパッケージに謎解きのギミックがついた「謎ときチョコボール」をこの11月から発売されています。

謎解きはWEB上で挑戦できますが、そのためにはチョコボールの各味を購入してそれぞれのパッケージに書かれた謎を解く必要があり、こちらもピノと同様に複数購入を促進するような企画になっています。

しかも謎解きはリアル脱出ゲームで有名なSCRAPが監修しており、子どもも大人も楽しめるしっかりとした内容になっています。子どもと一緒に親子で楽しんでも良さそうです!

 

一般向けの商品ではありませんが、中国を代表するハイテク企業アリババが20周年の記念品として配布したワインもみてください。

ワインのシュワシュワにホログラムを投影することで近未来感を上手く演出しています。デジタルとリアルを融合して「アリババ」という企業のイメージを的確に伝える記念品、素晴らしい!

 

■まだまだ出来ることがたくさんありそうなパッケージ

最後に、食べ物ではないのですが今年の9月にツイッターでバズリまくった花王の「メンズビオレ SMART」のパッケージを紹介します。

一見おしゃれに英文が書かれた海外の化粧水っぽいパッケージ…と思いきや、よく読むとなんと関西弁がローマ字で書かれています。

Are! Yo mitsuketana. Kore, nihongo yanen. Mainichi isogashii Men’s ni relax to refresh wo todokeru Smart skin care yade.(あれ! よう 見つけたな。 これ、日本語 やねん。 毎日 忙しい メンズ に リラックス と リフレッシュ を 届ける スマート スキン ケア やで)

この記事によると、「企画段階で『永遠に気づかれないかもしれない』とも考えましたが、みなさんのカバンの中や洗面所から、ささやかなエールを送れたら、という想いから表記に至りました」ということです。何かに使えるわけではないですが、気付いた時に絶対笑顔になる粋な遊び心です。

 

こうやってみていくと、まだまだパッケージは色々な可能性が詰まっているなと感じます。

何か企画をするとなると、とかく「こういうノベルティをつけよう」とか「こんなWEBキャンペーンをやろう」とか新たに何か作りだすことに頭がいきがちですが、既にある「パッケージ」という資産をもっと活かす方法はないかということも改めて考えてみてもいいかもしれません。

 

それではまた!

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