ケーズデンキとヤマダデンキで家電を買うならどっちがいいか比較してみた結果
ネット通販でも家電が買えるようになったとは言え、
やっぱり「家電量販店」で実物を見て検討するという人は少なくありません。
では、大手家電量販店である「ケーズデンキ」と「ヤマダデンキ」なら
どっちで家電を買うのがお得なのか比較してみましょう。
家電が安く買えるのはヤマダデンキ
どちらもリーズナブルな価格が売りですが、
家電をより安く買えるのはヤマダデンキです。
全ての家電は比較できないので、それぞれの公式オンラインストアでの
パナソニックの冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビの価格を比較します。
まず冷蔵庫は450Lクラスで、ケーズデンキ・ヤマダデンキともに
257,400円と同じ価格になっています。
洗濯機は容量12kgの乾燥機付きドラム型で、
197,010円とこちらもケーズデンキ・ヤマダデンキともに同じ価格でした。
エアコンは主に10畳用のフィルター自動清掃機能付き省エネタイプで、
こちらも価格は同じ294,800円です。
最後テレビは50型液晶のブルーレイレコーダー一体型で、
ケーズデンキが237,600円に対してヤマダデンキは201,143円でした。
品目によりますが、1品目だけでも価格が安くなっているということは、
ヤマダデンキの方が家電を安く買える可能性が高いです。
なおデジタル家電などはAmazonでも安く販売していることがあるので
合わせてチェックしてみるのも良いかもしれません。
ケーズデンキは交渉なしで値引き
家電量販店と言えば「値引き交渉」ですが、
ケーズデンキは交渉しなくても値引きをしてもらえます。
「あんしんパスポート」を店舗なら提示、
オンラインストアなら登録することで交渉しなくても表示価格から5%値引きしてくれるのです。
家電量販店は比較的値引き交渉がしやすいとは言え、
大幅値引きを引き出すのは簡単ではありません。
5%とパーセンテージは高くありませんが、
高額商品だと1万円以上交渉なしで簡単に値引きしてもらえます。
ヤマダデンキも交渉すれば値引きしてもらえますが、
ヤマダデンキの店舗では値引きの決裁権を持っているスタッフを探すのが少し手間です。
ヤマダデンキの店舗には決裁権を持たないメーカーから派遣されたスタッフが多く、
決裁権を持つヤマダデンキのスタッフは少なくなっています。
交渉が成功すると5%以上値引きされることがあるものの、
交渉にかかる手間と時間を考えるとケーズデンキの方が手軽です。
ポイントサービスはヤマダデンキがお得
今や買い物でポイントが貰えるのは当たり前となっていますが、
ポイントサービスはヤマダデンキが断然お得となっています。
ケーズデンキは「その場で現金値引き」がモットーですから、
そもそもポイントサービスを行っていません。
クレジットカードやPayPayなど決済サービスのポイントはもちろん貰えますが、
家電量販店独自のポイントはケーズデンキは貰えないのです。
ヤマダデンキは、現金・自社クレジットカード・J-Debitカードでの支払いに10%のポイントが付きます。
他社クレジットカード・J-Debit以外のデビットカード・商品券・QRコード決済だと、ポイント還元率は8%です。
家電は数万円単位の買い物となることが多いですから、
10%・8%でも結構なポイント数で次回以降の買い物がかなりお得になります。
ポイントを貯めれば「タダで家電を手に入れる」こともできるので、
ヤマダデンキの方がお得感が強いです。
ヤマダポイントはANAマイルと交換可能
ヤマダデンキで買い物をすると貯まるヤマダポイントは、「ANAマイル」と交換できます。
1~2か月と少し時間はかかるものの、ANAマイル10000マイルを
ヤマダポイント10000ポイントに交換できるのです。
ANAマイル3000マイルとヤマダポイント1000ポイントだと、
2日で交換可能です。
ヤマダポイントをANAマイルに交換することもできますが、
その場合は4000ポイントを1000マイルに交換となります。
ANAマイラーなら、
ケーズデンキよりヤマダデンキで家電を買う方が断然お得です。
保証サービスはケーズデンキ
家電の故障や不具合に備える保証サービスは、
ケーズデンキの方が充実しています。
ケーズデンキでは、エアコンと冷蔵庫は10年保証、
テレビや洗濯機、食洗機など指定13品目は最大5年保証が無料で付きます。(メーカー保証込み)
無料保証対象外の家電についても、
購入金額の5%を支払うと最大で5年の保証が付けられるのです。
ヤマダデンキは、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど7品目のみ
年会費4,015円で最大9年保証となります。
その他長期保証対象外の家電は、
33,000円以上は購入金額の5%、33,000円未満は1,100円で最大5年の保証が付きます。
保証内容にそれほど差はないものの、
ケーズデンキには無料保証がありますがヤマダデンキには無料保証はありません。
ユーザーとしては長期保証が無料で付く方がありがたいですから、
保証サービスが充実しているのはケーズデンキとなります。
まとめ
ケーズデンキとヤマダデンキの今回の比較では、
どっちがお得かは甲乙つけがたいです。
値引き交渉が苦手という人は、交渉不要で値引きしてもらえる
あんしんパスポートがあるケーズデンキを利用する方が良いでしょう。
多少手間はかかっても交渉して大幅値引きを期待したい、
ポイントでお得に買い物したいという人にはヤマダデンキがおすすめです。
なおデジタル家電などはAmazonでも安く販売していることがあるので
合わせてチェックしてみると良いかもしれません。
なおデジタル家電などはAmazonでも安く販売していることがあるので
合わせてチェックしてみるのもおすすめです。
→ ヤマダウェブコム
→ ケーズデンキ